【リボ払いについてすべて解説!】リボ払いって何?危なくないの?1円も手数料を支払わないですむ方法はある?
こんばんは。
2017年1月から、リボ払いに手を染めているてふ♪です。
クレジットカードにを使う上で、リボ払いって何?という疑問を持つかたもいらっしゃると思います。
リボ払いの仕組み、リボ払いの危険性から、リボ払いを使うメリットまで、リボ払いについてすべて解説します!
あらためて言いますと、通常の場合、私達消費者にとってリボ払いをするメリットは一切ありません。
「いつもニコニコ、クレジットカード1回払い」が最もわかりやすいですし、金利・手数料もかかりません。
しかし例外的に、リボ払いを検討するのは「リボ払いにすると年会費割引」等のキャンペーンがある場合です。うまく使えばお得になるものも多いです。
リボ払いの仕組み
(私も含め、キャンペーン目当てで)リボ払いを使う際は、必ず仕組みを理解する必要があります。
リボ払いの仕組みは複雑のようでけっこう簡単です。
「よくわからない」「リボ払いはやらない」という方も、知識として知っていただければというリボ払いの概要をまとめてみます。
・リボ払いとは、決済額に関わらず毎月の支払額をあらかじめ決める支払方法です。
・支払額は任意に設定できます。
……ここが通常のクレカ1回払いとリボ払いの最大の違いです。
クレカ1回払いの場合は
「10万円買い物をしたら翌月10万円引き落とされる」
のが鉄則です。
しかし、例えば毎月リボ払い3万と設定した場合、10万円買い物しようが20万円買い物しようが、翌月の支払いは3万円だけです。残額は翌々月以降に持ち越しです。
「大きい買い物をしても支払額が設定した金額だけでいいの?」となりますが、もちろんそう甘くはありません。
残額に対し年利15%程度と非常に高率の金利がかかります。
気づかずに翌月も大きい買い物をすると、リボ残額がどんどん増え、それに高率の金利がかかって大変なことになります。(いわゆるリボ地獄です。)
リボ払いで1円も損せず使うテクニック
ただし、リボ払いにしても、設定した金額以下(上の例だと3万円以下)の買い物しかしなければ、全額が引き落とされ残額がゼロ、つまり金利・手数料はかかりません。
なので、カードの限度額=毎月のリボ払い額とすれば、常に1回払いと同じことになり、金利はかかりません。
これは、年会費割引などのキャンペーンでリボ払いを使う場合、必ず活用することになる非常に重要なテクニックです。
リボ払いをする方は必ず理解してください。
例を挙げて説明します。
新たに発行したクレカの限度額が50万円であれば、どうやっても50万円以上使うことができません。
このとき、毎月のリボ支払い額を50万円に設定してやります。こうすれば、
1ヶ月で使った額 < 締め日に支払われる額
となるため、毎月必ずリボ残額がゼロになります。
リボ残額がゼロであれば金利・手数料もかからず、実質的に「1回払い」と同じになるということです。
※カードは使っているうちに、カード会社側の判断で限度額が引き上げられることがあります。この時、毎月のリボ払い額の設定し直しを忘れないようにしましょう
リボ払いは危険!というイメージばかりが先行していますが、仕組みを理解してきちんと支払額を設定すれば危険はありません!
リボ地獄の図式は下記のようになります。
・リボ払いの仕組みを理解せず、すすめられるまま、よくわからないままにリボ払いを設定する
・しかも毎月の支払額を1万円など少額に設定してしまう
・毎月それ以上使う
・借入残高がどんどん増える
・その借入残高に対して15%の高率の利息がかかり、支払額が大変なことになる。
この状態の評価としては
× リボ払いが危険
○ 制度をよくわからないままにリボ払いを使うことが危険
ではないかな、と個人的には思います。
カード会社がリボ払いをすすめてくる理由
カード会社は、リボ払いにすれば年会費無料、ポイント加算などのキャンペーンを常時展開し、リボ払いを非常に強力にPRしています。
カード発行申込みの際も、初期設定のチェックマークがリボ払いに入っていたり、リボの支払額を少額にしかできず増額の場合は後日設定してください、といったことも多いです。
これはリボの金利・手数料が非常にカード会社にとって魅力的な収益源であるためです。
「リボ払いをすれば高額の買い物をしてもドカンと引き落とされずに毎月すこしづつ返せるのがメリットです!」
とカード会社はメリットを謳ってはいるものの、リボ残額をうっかり発生させてしまって金利を払うことになるのを見込んでいると言っていいでしょう。
理解の乏しい消費者を食い物にするような、こうしたカード会社の姿勢は、あまり誠実な姿勢ではないように思います。
われわれは自己防衛のためにも、しっかりと制度を理解しておく必要があります。
リボ払いによってお得なカードの例
三井住友カードの発行するカード(Visa系、Master系)のいくつかは、リボ払い(VISAのサービス名:まい・ぺいすリボ)の特典が非常に強力です。
クレカ年会費が半額近くになります。割引のためには
・マイ・ペイすリボをお申し込み
……登録するとすべての買い物がリボ払いになります。
・カードご利用代金WEB明細書サービスの利用
……郵送の紙の明細書が送付されなくなり、WEBで確認するのみになります。
の2つの条件を満たす必要があります。
カード登録後、三井住友カードのユーザーページ「VPASS(ブイパス)」で登録できます。
どれくらい年会費が割引になるか、私が非常におすすめのANAカードシリーズを例にまとめてみます。
主なANAカードの年会費割引額
通常の場合 |
リボ+WEB明細書 の場合 |
差額 (お得になった額) |
||
ANA 一般カード (Visa, Master) |
本人 | ¥2,160 | ¥1,107 | ¥1,053 |
家族カード | ¥1,080 | ¥513 | ¥567 | |
ANA Visa Suica ANA TOKYU ANA nimoca |
本人 | ¥2,160 | ¥811 | ¥1,349 |
家族カード | ¥1,080 | ¥513 | ¥567 | |
ANA ワイドゴールドカード | 本人 | ¥15,120 | ¥10,260 | ¥4,860 |
家族カード | ¥4,320 | ¥2,700 | ¥1,620 |
・金額はすべて税込(8%)です。
・ANAカードはこれ以外にもたくさんあります。後日ANAカードについて詳細に説明します。
鉄道系のANAカードは1,000円以下になったり、ワイドゴールドカードでは5,000円近く安くなるなど、かなりの割引額ですね。
特にANAカードは所持しているだけで毎年ボーナスマイルがもらえるため、
死蔵するだけでもお得です。
その際、年会費割引は非常に効いてきます。
リボ払いコースに登録することが条件ですが、上記の「リボ払いで1円も損しないテクニック」を活用することで、ノーリスク・ハイリターンを手にすることができます!
その他にも、クレカの入会キャンペーンでリボ払いコースへの登録が必要な場合などもあります。
VISA系のカード、特にANAカードを使う際は、リボ払いを活用するとお得ということをぜひ覚えておいてください!
リボ払いについては以上です。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。